「歴史文化交流フォーラム」解散のお知らせ

NPO-IF歴史文化交流フォーラム会員の皆さま

去る11月9日(土)に、第17回通常総会が開かれました。2018年度の事業報告ならびに会計報告が行われ、賛成多数で承認いただきました。また、すでにご承知のとおり、本NPOの解散に関する事項が審議され、4分の3以上の賛成を得て可決されました。

1988年に設立された「東欧文化フォーラム」に始まり、2002年11月の法人化から現在に至るまで、多くの皆さまのご支援とご厚誼をたまわり、本フォーラムを運営してまいりました。心より御礼申し上げる次第です。

NPOは解散いたしましたが、長い年月にわたって育まれてきた縁と絆は消えません。皆さまと再び、心楽しくめぐり合う日が訪れることを願っております。

2019年11月26日
歴史文化交流フォーラム事務局

訃報

1988年の第1回フォーラム海外交流以来、親しくお世話になってきたハンガリーのチャターリ・バーリントさんが病気のためお亡くなりになりました。
安らかなご永眠をお祈りいたします。

シリーズ「日本の中の世界史」の紹介

岩波書店のシリーズ「日本の中の世界史」の刊行が進み、今月までに全巻の刊行が終わる運びとなりました。ここに改めて紹介いたします。なお、世界史研究所にお申し込みいただきますと、著者を通じての購入の形をとることが可能です。

 

 

 

 

 

 

 

6月エクスカーションのお知らせ

歴史文化交流フォーラムでは、6月は月例講演会に替えて、歴史や文化の現地を訪ねるエクスカーションを催すことにいたします。過去に、横浜開港資料館や江戸東京博物館などをめぐりおかげさまで好評を得ました。今回は、小江戸の異名名高い埼玉県の川越に出向きます。日程は下掲の通りです。

*日時と集合場所 6月8日(土)午後2時

川越一番街(蔵造りの通り)にある、大正モダン建築の埼玉りそな銀行前

(*集合地までは鉄道駅からバス、タクシー、あるいは散策がてら徒歩でお出で下さい)

*当日の予定

集合場所から、徒歩で近くの「川越まつり会館」に移動。当フォーラム会員で川越市住人でもある、高校世界史担当教諭の廣瀬和義氏にご案内いただきます。

その後は、現地の込み合いを考慮して、自由行動といたします。

徒歩15~20分のところに、江戸城から移築された建造物や五百羅漢等で有名な重要文化財の喜多院や、川越城本丸御殿があります。あるいはお店の多い蔵造りの通りでは、地ビールも味わえます。

 

新しい世界史の見方

歴史文化フォーラムの南塚信吾理事長が編集・執筆に関わった、「新しい世界史の見方」を扱った最近の著書に関して、各紙で紹介されました。(画像をクリックすると拡大します)

・朝日新聞(2019年1月19日付、読書面)

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・京都新聞(2019年1月20日付、読書面)

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・読売新聞(2019年1月21日付、文化面)

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シリーズ「日本の中の世界史」刊行中

岩波書店より、シリーズ「日本の中の世界史」が刊行中です。すでに三冊が刊行されましたので、紹介します。

◯ 南塚信吾『「連動」する世界史-19世紀世界の中の日本』(2018年11月刊行)

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◯ 木畑洋一『帝国航路(エンパイアルート)を往く-イギリス植民地と近代日本』(2018年12月刊行)

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◯ 小谷汪之『中島敦の朝鮮と南洋-二つの植民地体験』(2019年1月刊行)

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2017年度財務諸表を公開します

さる11月10日に、本歴史文化交流フォーラムの「第16回総会」が行われ、
2017年度事業報告と会計報告、ならびに2018年度事業計画案と予算案が審議されました。

いずれも会員総数の過半数を越える賛成で可決されました。

2017年度の財務諸表を以下に掲載いたします。

2017年度財務諸表

追悼 蓮沼泰子さん

わたしたち歴史文化交流フォーラムのメンバーである蓮沼泰子さんが、2019年8月1日に亡くなりました。蓮沼さんには、現フォーラムの前身であった東欧文化フォーラム時代からおよそ30年に渡って、熱心に活動にご尽力いただいたほか、書道の会でもご指導をいただきました。

12月1日に、歴史文化交流フォーラムの主催で、蓮沼泰子さんをしのぶ会を行いました。しのぶ会での南塚理事長の追悼文「書家としての蓮沼泰子」を以下に掲載いたします。

「書家としての蓮沼泰子」

箕作麟祥『萬國新史』翻刻完成のご案内

世界史研究所が数年をかけて取り組んでまいりました箕作麟祥編『萬國新史』(1871~1877年)の翻刻が完成し、出版されることとなりました。皆様には、ぜひご一読いただきたくお知らせいたします。また、お知り合いの方々にもご紹介いただければ幸甚でございます。

詳細はこちらをご覧ください。