11月の講演会では、現在の韓国が直面する国内的、対外的諸問題(朴大統領をめぐるスキャンダル、対日本、対北朝鮮等)について、政治経済の歴史を踏まえつつ、将来への展望も含めてお話しいただきました。日本の現在の問題点も映し出されて、我が身を振り返る機会も与えられました。
次回12月講演会では、八重山研究をご専門とする講演者から、沖縄の農業作物を中心に、外来と内在が混交する、その独自な地理的文化的位相についてご紹介いただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
次回講演会は、1月14日(第2土曜日)午後4時から、侠客国定忠治を取り上げ、その反逆の姿勢が幕末社会において意味していたものについて考えます。次々回は2月11日(第2土曜日)午後4時から、インドに嫁いだ日本女性たちについて現地調査を続けている講演者からお話を伺う予定です。
詳細は追ってお知らせいたします。
12月講演会終了後、忘年会を催します。詳細は、こちらをご覧ください。
師走を前に、関東の平野部にも1か月以上早い初雪が舞いました。短日の陽だまりに、命の愛おしさがとりわけ深く感じられる季節になりました。行く年の最終月を健やかにお過ごしください。
―谷々の家々にある冬日かな(高浜虚子)