前回4月の講演会では、戦前の沖縄庶民の日常を切り取った貴重な写真をもとに、失われた民俗文化や生活形態について解説いただきました。知られざる生活の形はもとより、図像で見る歴史の、実りあるアプローチ例としても興味深いお話しでした。
次回5月の講演会では、県の中心地域から離れた、三県にまたがる地域が始めた総合的な協力関係の模索についてお話しいただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
6月の講演会は、9日(第2土曜日)になります。日本の美術運動にも影響を及ぼしたクロアチアの彫刻家、メシュトロヴィチをめぐってお話しいただく予定です。
詳細は追ってお知らせいたします。7月講演会は14日(第2曜日)開催の予定です。「水」技術の専門家をお呼びします。
もくもくと湧き上がるような新緑の厚みに、圧倒的な自然力を感じさせられます。自然のささやかな一部としての人の暮らしを自覚する楽しさが、四季のなかでも高まる頃でしょうか。
―緑葉を敷いて楚々たり初鰹(三橋鷹女)