5月の月例講演会では、近代日本の移民史を中心に据えて、その時期、目指した地域、その希望や失意を明快に分類解説していただきました。世界的な人の移動はアクチュアルなテーマですが、同時に父祖からわれわれの日常へつながる身近な問題であることを改めて認識させられました。
次回6月は、21世紀世界のこれまでとこれからを考える際に、最も重要かつ不可欠なエレメントである中東地域について、中東・アラブ現代史をご専門とする講演者からお話を伺います。どうぞ奮ってご参加ください。
次々回講演会は、7月9日(第2土曜日)午後4時からの開催です。ポツダム宣言の原文をひも解きつつ、ポツダム宣言をめぐる諸国の事情を歴史的に考察します。詳細は追ってお知らせいたします。
晩春を一足飛びに越えて、すでに真夏日の暑さにみまわれた地域も多いようです。しかし、これからまだ梅雨の季節が控えています。好天の日差しを仕事や家事にご利用ください。
―パンとなる小麦の緑またぎ跳びそこより夢のめぐるわが土地(寺山修司)