第155回講演会のお知らせ

『中国・東北のいま―「戦争」と「現代化」―』(後編)

日付: 2018年10月20日(土)
時間: 16:00 – 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)

講師:
南塚信吾(みなみづか しんご)氏(歴史文化交流フォーラム理事長)
紺道樹義(こんどう きよし)氏(歴史文化交流フォーラム会員)

概要:
前回講演のハルビンに続いて、今回は瀋陽と大連をおもに取り上げる。瀋陽(旧奉天)は満州事変(九一八事変)の発端となった地であり、関東軍による奉天府政府が置かれたことで名高い。現地には日本戦犯特別軍事裁判所跡や九一八歴史博物館などがある。また大連には、満州経営の中核を担った一大コンツェルン南満州鉄道の本社があった。その一部は現在、満鉄旧跡陳列館として公開されている。日本に馴染みの深い魯迅の名を冠した通りや日本風情街などには日中の密接な関わりが刻印されているかのようだ。9月講演会同様、映像を用いて、歴史を現在に繋ぎながら話しを進めたい。前回9月に引き続き、おもに南塚が報告を行い、同行者であった紺道が追加説明をする。