戦前期沖縄の人と生活――『沖縄1935』を読む
日付: 2018年4月14日(土)
時間: 16:00 – 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)
講師:
得能壽美(とくのう としみ)氏 (法政大学)
1957年静岡県清水市(当時)生まれ。日本大学大学院修了。都内出版社を経て、石垣市教育委員会に勤務。現在、法政大学大学院などで非常勤講師。著書に『近世八重山の民衆生活史』(2007)など、共著に『日本近世生活絵引 奄美・沖縄編』(2014)、『石垣市史 資料編近代8』「大浜町の歴史」(2017)など。
概要:
朝日新聞大阪本社の倉庫で発見された、1935年沖縄取材時の277コマのネガ。一般に戦前の写真は固まった集合写真が多く、また沖縄戦でほぼ焼失しただろうといわれているなかで、沖縄本島地方の広い地域にわたる庶民を生き生きと写し出した貴重な資料である。歴史・民俗の立場から、写された人々と生活を読み解いてみたい。
朝日新聞出版刊『沖縄1935』(2017年、1800+税)
朝日新聞デジタル「沖縄1935」http://www.asahi.com/special/okinawa/oldphoto/