前回11月の講演会では、ロシア革命100周年を踏まえて、表象としての革命を映像論の立場から検証していただきました。革命そのものよりも、革命にともなって起こった内戦が、赤軍・白軍の立場の是非を越えて、いかに国民に痛ましく記憶されてきたかを改めて認識させられました。
次回12月は、オーストリアとイタリアの国境にまたがるティロール(チロル)地方をめぐってお話しいただきます。国境に分断された人々の歴史と現在について伺います。
どうぞ奮ってご参加ください。
年明け1月の講演会は、14日(第2土曜日)に開催予定です。東アフリカのケニアを中心としたお話を予定しています。2月はアメリカ史ご専攻の講演者からお話を伺う予定です。
詳細は追ってお知らせいたします。
晩秋の手続きを踏まずに、季節がぽんと冬へ飛び移ってしまったようです。冷え込む日が続きますが、師走を前に風邪を召しませんように暖かくお過ごしください。
―木枯らしに真珠の如きまひるかな(川端茅舎)