事務局だより(2017年10月26日)

 前回10月の講演会では、南信州の阿南町和合地区に移り住み、集落支援員として「地域のこし」のために奮闘する講演者をお迎えしました。都市中心のグローバル化が地方社会を置き去りに進むなか、村落の丁寧な暮らしと、住民が伝承する生活に密着した文化の豊かさを活き活きと語っていただきました。東京在住の阿南長出身者の皆様にお集まりいただけたことも、大きな喜びでした。
次回11月は、ロシア革命から100年を迎えることから、ロシア映画を専門とする講演者をお迎えして、映像論の視野からロシア革命を論じていただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。

12月の講演会は、16日(第3土曜日)に開催予定です。南チロルを中心としたお話を予定しています。講演会終了後には、恒例となっている忘年会を催します。こちらも奮ってご参加ください。
詳細は追ってお知らせいたします。


行楽シーズンを迎えながら、あいにく天候に恵まれない秋の日々です。ただ地域によっては、五色霜林を迎えるのはまだこれから。柔らかな秋の日差しが戻り、皆さまが穏やかな時を楽しまれますように。

―秋の暮川の向うに子守唄(秋元不死男)