事務局だより(2015年10月14日)

10月の講演会では、ヨーロッパを揺るがしている、中東やアフリカ地域からの難民流入問題についてお話しをうかがいました。ハンガリーを中心に、各国の内政や外政、また歴史的背景に裏打ちされた社会事情が輻輳する複雑な現況を分かりやすく示していただきました。
次回11月は、2013年から毎年チベットに通われている講演者をお迎えし、仏教寺院や高山植物の写真をお見せいただきながら、チベットの文化や自然についてお話しをしてもらいます。
どうぞ奮ってご参加ください。

次回講演会は、12月12日(第2土曜日)午後4時からの開催です。テーマは、1941年12月8日の真珠湾攻撃と日米開戦を予定しています。詳細は追ってお知らせいたします。また、当日は、講演会終了後、本フォーラムの忘年会を予定しています。こちらも、追ってご案内いたします。


日の暮れが早くなりました。秋の日はつるべ落とし、といいますが、秋という季節そのものが年の暮れに向けて足早に時を刻んでいるような気さえします。いっぽうで、澄んだ空気と柔らかな斜光が、わたしたちを旅路へと誘う時期でもあるでしょうか。

―透き通る青き瓶なり秋日射す(伊藤広子)
―電車待つ大きリュックや秋日濃し(芹沢千春)